- 2010-08-27 (金) 3:59
- プラソン
プラソンといえば…!?
自分の店を開いてから早1年が経とうとしているある日のこと
「なんだこの店は!野菜炒めに虫が入っているじゃないか」とお客から指摘を受けたのだった。
「野菜炒めに虫が…?」
衛生管理にはひときわ敏感になっていたため、
本当に虫が入っているかどうか確認したくて虫を見せてもらおうとしたところ、
「捨てたに決まっているじゃないか」と逆切れ状態。
いくらこちらが誤ってもそのお客は許してくれない。
そのうえ、金銭的な要求をされてしまうはめに…。
「お金の請求には答えられませんが改めて料理を提供させてください」
とそのお客に伝えた。
「それなら保健所にでもいいつけて、この店なんか営業停止処分にしてやる」
という脅しのような言葉が返ってきただけだった。
そして、あっという間に立ち去っていった。
「えっ、保健所に告げられるの…。営業停止処分を受けてしまったらどうしよう…」
不安と焦りが胸一杯に広がっていった。
不安になった僕は、かつての上司であり、
今では同じ立場の店主でもあるSさんに相談することに。
Sさんから「お金を払ってはダメだぞ。すぐに管轄の保健所に連絡しなさい。
そして、起きた状況をすべて伝えた方がいい」
というアドバイスをもらったのだが何だか気乗りはしない。
しかし、Sさんは「衛生上でのトラブルは報告してあたり前」と冷静な口調でいいはなったのだ。
そして、僕はSさんのアドバイス通り保健所に連絡した。
担当者の方が店にやってきて再発を防止するための指導を親切にしてくれた。
食中毒を起こしたならば、営業停止処分になる可能性は高いであろうが
野菜炒めに虫が入っていたていどであれば、営業停止処分は受けないのであろうか?
心配していた営業停止処分は受けずにすんで本当にホッとした。
そして、クレーマーの脅しに屈しなくてよかったと身にしみてそう感じている。
今までの僕は保健所のことを毛嫌いしていた。
『保健所=怖い存在』だとビクついていた。
しかし、今回の一件で保健所とは決して怖い存在ではなく、
地域住民が安心してくらせるよう安全を守るところであり
「飲食業と敵ではない」ということに始めて気がついたのだった。
保健所との信頼づくりを築きながらお客さまの期待を裏切ることがないよう、
これからは、今まで以上に衛生管理には気を配りがんばりたい、そう思える一件だった。
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